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変化100%!!その秘密は?

2019年も多くの経営者・マネージャーに、「ひとマネ」に参加頂きました。
トレーニング修了後にアンケートにお答え頂いていますが、1on1セッションを実践したメンバーとの関係の質の変化を体感した参加者は100%!全員が変化を体感しています。「大きく変わった」「かなり変わった」が過半数を超え、さらに「メンバー自身の行動の質が変わった」ことを体感した参加者が97%。

参加者からはこんなコメントが寄せられています。

●腹を割った話や、自分との関係性について当該メンバーが他のメンバーやマネージャーと話をしていて、第3者から「当該メンバーが成長しましたね」ということを聞くようになった。

●年齢差や性差、役職の違いなどで超えられない壁があったが、お互いの自己開示やイメージを共有する経験を通して関係の質は変化したと感じています。

●今までは事実のみの話が中心で本人の感情や気持ちの部分に触れることはあまりなかったが、セッションを重ねていく中で本人の感情や思考について深く話をするようになったことで、より深い話をするようになった。

●これまでは、『どうやってやらせるか』と考えている自分(MGR)と『やらされている』と感じている部下の関係だったと思います。短期的な目標達成にはトップダウンの強制力も必要かもしれませんが、結局多くの部下は息切れしてしまう。自分からやるべき事に気付き、自走する、ボトムアップのチームを作る入り口には立てたように感じています。

●ただ単純に相談される回数が増えたと思います。また、自発的に動いてくれるようになり大変嬉しく感じています。

「深くなった」「相談の回数が増えた」「自発的に動くようになった」「本音で話すようになった」「面談を楽しみにしてくれるようになった」などは多くの参加者から聞かれる言葉です。

では、なぜ実践したすべての参加者でこんな変化が起きるんでしょうか?

いま、定期1on1ミーティングを組織的に取り組んでいる企業が増えてきています。
しかし、「週に1回は、メンバーと面談する」と決めて実践している企業でも「メンバーから時間の無駄だと声が出ている」とか「なんのためにやっているのかわからない、という声が出ている」といった悩みが聞こえてきます。

つまり、「面談回数をこなせば良い」というわけではないということ。
では、1on1ミーティングが変化を生み出していないケースと「ひとマネでのトレーニング」の違いは何か?

修了アンケートから紐解くと、、、

「マネージャー自身の思考の質が変わった=100%」
「マネージャー自身の行動の質が変わった=97%」

となっています。ここが大きな違い。
マネージャー自身の認識やスキル・行動を変えずして、ただ「面談」しても変化はおもうように生まれませんが、トレーニングを通じてマネージャーが「認識を更新し」「スキルを自覚的に練習」して実践に臨めば、変化は100%生まれるのです。

マネージャーからはこんなコメントが寄せられています。

●コトにフォーカスしていたが、心にフォーカスするように変わった。

●大きく変化した。マネジメント=イメージメントということ、自分自身をマネジメントするということ、の認識。

●事実や結果ではなく、部下の感情にフォーカスするという考え方と、それによって内省を促すという視点は、ほぼ持ち合わせていなかったので、大きく変わった点です。

●メンバーとのコミュニケーションにおいて、「何とかうまく対応しなければ」という意識から、「このメンバーはどう考えているのだろうか」という意識に変化した。これまでは自分本位であったが、よりメンバーに興味を持って接することができるようになったと感じる。

●目の前の物事になんでも良し悪しの評価をしてしまう癖を自覚した。受講以前の私は、メンバーの話をそのまま受け取ることをせずに、すぐ良し悪しの評価をし、自分と違う考えや受け取り方に勝手にイライラしたりした。相手の言うことを本当の意味で聴いていない。聞いている振りをして自分が言いたいことをどう言おうかばかり考えてる。会話の形をとってはいるが、会話になってない、茶番をやっていた。恥ずかしい。
今回の受講を通じて、聴くことがどれだけパワフルかがわかった。「答えは相手のなかに既にある」「相手のための時間にする」という言葉は知っていたが、それを実際のものにするためには、自分の方の「聴く」スタンスとスキルが不可欠なんだと知った。

これらのコメントからは、参加したマネージャーが経験・体験を通じて「身体で感じ取った」エネルギーが伝わってきます。

「考え方・スキルを知る」に留まるのではなくて、「我流のコミュニケーション」を一旦脇に置いて、スキルの愚直な実践と振り返り・練習を繰り返すことで、マネージャー自身がメンバーだけではなく「自分」と向き合う機会を提供するのが「ひとマネ」。

暗中模索で自分ひとりで自分自身と向き合い変化するのは大変ですが、「ひとマネ」が同じ立場の仲間たちと互いにフィードバックを与えあいながら、「笑顔で楽しく安全に」磨き合う場であることで、参加者それぞれが変化し、結果その先のメンバーとの関係や行動も変化する。
そして、メンバーのことをより深く知り、関係や行動の変化を体感すると、マネージャーは「嬉しい」と感じるもの。この「嬉しい」が、一人一人のマネージャーのさらなる変化のエネルギーになっていくのです。
そこにこのトレーニングの秘密があります。

今年もぜひ多くの「中心管理職」に出会えることを願っています!