本気で仕事をしたときに少なからず自分の仕事の在り方に影響を与える人たちと出会います。
ともすれば彼らとの出会いによって、仕事の価値観が出来上がるとも言える大きな出会いです。
この出会いに巡り合えた人は、彼らの存在を「恩師」と呼びます。
この「恩師」に出会う確率は、若手が社会人になって数年の間に出会った人である確率が多いと言います。
つまり恩師と呼ばれる存在は本来、ミドルマネージャーが担うことが多いのです。
出典:2018年労働経済白書 厚生労働省
その実、管理職が悩んでいる課題は人に関することです。
自分のやり方で結果が出せず、悩みは深まるばかり。
リーダーシップの本を読んだり研修を受けてインプット量を増やしても、アウトプットに生かされない。
「何が悪いのか」「どうすればうまくいくのか」答えのない回答を一生懸命探し続けています。
出典:2015年株式会社アルヴァスデザイン 「民間企業管理職」調査
探すことをあきらめたとき、管理職は自分を正当化するために
周りの人や環境を言い訳にし始めます。
出典:2016年上場企業の課長に関する実態調査 産業能率大学 調査
いつしか「減給・減俸」を恐れ、上司から見放されることを恐れ、
ついには部下から見下されることを恐れます。
出典:2015年メディケア生命保険 「若手と管理職の意識」調査
わたしたちは思います。
元気のない管理職が増えるほど新人は管理職になりたくないと思ってしまうのは必然なことだと。
日本の経営と現場を支える重要ミッションを担っているミドルマネージャー。
彼らが本当にイキイキと働くことにより、新しく芽吹いていく新人から憧れられる存在になったとき、
日本はもっともっと活性化していく。
だからわたしたちは「ひとマネ」を、
今日も日本のどこかで実施し続けています。